ブラジル・ミナスジェライス州で、心臓だけを抜き取られた牛、豚、犬の死骸が続出し、ニュースになっている。家畜の臓器を抜き取る事件といえばUFOが関連する「キャトルミューティレーション」が知られているが、南米で家畜が被害に遭うといえばUMA「チュパカブラ」の存在も有名だ。そんな中、「狼男」が射殺されたという情報も浮上。ブラジルを騒がせた。

 海外のニュースで先日、「ブラジルで巨大な犬が住民を恐怖に陥れた」として、心臓がすっぽりと切り取られた複数の家畜の死骸の映像を放送し、話題になった。

 ブラジルはUFO頻出国であるため、宇宙人が盗んだ家畜の臓器と血液を抜き取り、放置するキャトルミューティレーション説が取りざたされた。また、南米はUMAのチュパカブラ(ヤギの血を吸う者)がよく出没するため、犯人視された。

 そんな中、同国南東部ミナスジェライス州で狼男が銃殺されたという情報が広がり、騒然となった。真偽不明の動画が拡散した。地元住民は「狼男は豚やイノシシ、犬の心臓だけを食べるから、こいつが犯人に違いない」と話している。

 動画を確認すると、顔は狼で、下半身は毛深い人間のよう。体形から推測すると二足歩行していそうだ。いったいこの奇妙な死骸は何なのか。

 科学問題研究家の阿久津淳氏は「予言者ジュセリーノの通訳として活躍されたオスカル山川さんからビックリ情報が届きました。狼男が見つかったというのです。気の動転が伝わってくる単語だけのメッセージでした。なんでもこの動画の死骸は、狼男が家畜の心臓を食べていた時に射殺されたもののようです。そして、警察の捜査中、なにやら研究所に運ばれたそうです。実はオスカルさんは、友人からお隣のサンパウロ州サレゾポリス市で同様の動物を目撃したと聞いていましたが、あまりにも荒唐無稽なので取り合わなかったらしいんです」と語る。

 その友人が見た動物はこの動画のものとそっくりで、真っ赤な目をしていたという。近隣の犬たちも大ケガを負ったりし、その事件からはビビりまくりだとか。

「かつて騒がれたチュパカブラは血液を吸っていたが、この狼男は心臓を抜き取り、食べているようです。チュパカブラは同じ二足歩行ですが、やや脚が曲がっていたが、狼男は直立二足歩行。頭は狼で、体は毛むくじゃらの人間のように見えます。いわば狼と人間のキメラ生物かもしれません。超大国の極秘キメラ生物なのか、はたまた宇宙人のペットなのか? 真相は今後の情報開示を待たねばならないでしょう」と阿久津氏。

 実はブラジルでは近年、狼男が出現する事件が起きていた。2013年、パウメイラ・ドス・インジオスで、全身が黒い剛毛で覆われ、口には鋭い牙が生え、手足にかぎ爪がある死骸が発見されたのだ。現地では「狼男の死骸が発見された」と騒動になった。

 オカルト評論家の山口敏太郎氏は「南米では先住民族に伝わる民間伝承と、ポルトガルの移民から伝わった伝承が合わさって『ロビスオーメン』という狼男の伝説が存在しています。昼間は人間のふりをしているが、夜になると狼の本性を出して人々を襲うというものです。また襲われた人も同様に狼男になってしまうともいわれています。ただし、以前のも今回のも不自然なところが多いため、誰かが作製した偽物ではないかとする見方が強いようです。伝説をよく知る現地の人が、実際の犬などの死骸に加工してそれらしく作ったものかもしれません」と指摘する。

 とはいえ、大事な家畜に手をかけるということは考えにくい。正体が気になるところだ。