コロナ騒動は人災! 京都大学医生物学研究所准教授の宮沢孝幸氏が、4月に出版した「ウイルス学者の責任」(PHP新書)でコロナ騒動を総括し、日本の過剰な自粛要請、子供のワクチン接種に強い疑義を呈した。日本ではいまだにマスク生活を強いられている状況に対し宮沢氏は、著書で書き切れなかった怒りを本紙にぶちまけたうえ、間違った政策で国民を翻弄する政府に対して「常軌を逸している」と斬って捨てた。
宮沢氏は著書「ウイルス学者の責任」で日本の過剰な自粛要請に早くから疑問を呈し、浴びるウイルスの量を100分の1にする「100分の1作戦」を提唱した。
マスク、手洗い、換気によって通常の感染時にさらされるウイルスの量を100分の1に減らすことができるという。多くのウイルスは1つのウイルス粒子が1つの細胞に付着すれば感染するわけではない。日本における基本再生産数(1人の感染者が平均で何人に感染させるかを表した数値)は1・7程度のため、ステイホームのような過剰な行動制限をしなくても感染拡大を防ぐことができたと主張する。
2年に及んだコロナ騒動を総括した著書は昨年12月に書き終えたため、タイムラグが生じた。宮沢氏は「今はもうオミクロンなので、あの本に書いたこともやり過ぎです」と断言。続けて「今はもう普通に食事してカラオケして大騒ぎしても構わないというのが僕の意見です」と話した。
昨年11月にオミクロンへの変異が確認され「これで終わったと思った」。ウイズコロナで、日常生活を取り戻せるはずだった。しかし宮沢氏の期待は裏切られた。今でも日本国民はマスク生活を強いられ、重症化の可能性が低い子供にもワクチン接種を推奨している。
宮沢氏は「首相官邸とかが間違ってるから頭が痛いんですよ。内閣官房、西村康稔前コロナ担当相、小池百合子東京都知事が間違ったことを言うから混乱しちゃった。コロナ騒動は人災です」と糾弾した。
政府が間違った政策を主導した原因として「ウイルス研究者を呼ばなかったから。専門家会議の中にコロナの専門家がいなかったんですよ。それが大問題」と指摘する。
ウイルスの研究領域は医者ではなく獣医の領域であり、コロナ対策はウイルス学者からすれば常識外れの連続だった。宮沢氏は「こんなことは初めてですよ。ウイルスが流行して、ウイルス研究者がないがしろにされたということはいまだかつてない」と怒りをにじませた。
さらに宮沢氏が危機感を募らせるのがmRNAワクチンだ。「高齢者にとっては最初は福音だった。確かに多くの人を救った。しかしオミクロンになってからは、逆にmRNAワクチンの負の側面が出てきたから、一回止めてくれないかと」と警鐘を鳴らす。
昨年の初めから新型コロナワクチンの接種が始まり、日本で主に接種されたのがmRNAワクチンだ。コロナのmRNAワクチンはRNAの設計図を脂質二重膜に閉じ込めるLNP(脂質ナノ粒子)で、どんな細胞にも入り込める。入り込んだ細胞からスパイクタンパク質が作られるのだ。
もしコロナのワクチン接種者が過去にワクチンを接種、感染していたとしたら、ワクチンを取り込んだ細胞が感染細胞と誤認され、細胞性免疫などの働きによって攻撃されてしまう可能性があるという。接種後の副反応として心筋梗塞、心膜炎などが確認されている。
mRNAワクチンについて「技術的にはまだまだ未熟です。最大の欠点があるわけです。自爆してしまうという。それを緊急事態だからといってやってきた。常軌を逸している。少なくとも20年は議論すべきだったと思う。こんなワクチンを打たせて人々を不健康にした。これは犯罪です。許せません」と指摘した。












