日本代表DF冨安健洋(23=アーセナル)が、たび重なる負傷への苦悩を吐露した。

 冨安は今回の代表活動に招集されたものの、シーズン終盤の右太もも裏の負傷の影響で別メニュー調整が続いており、11日にようやく初めて練習でフルメニューを消化した。

 12日に取材に応じた冨安は負傷について「1月と2月がふくらはぎで、今回はハムストリングのけがなので。ふくらはぎは本当に苦しんだし、何をしたらいいのか分からない状況でかなりしんどかった」と説明した。

 相次ぐ負傷の経緯も振り返り「シーズン前半戦は僕の感覚としてもよくて、最初の数試合はかなりしんどかったけど段々プレミアに慣れてきたなという感覚を持って、いい感じでやっていた時にふくらはぎを痛めてしまった。そこからは本当に負のサイクルだった。無理して戦術練習だけやって、試合やって、また休んで、やってという感じだったので…。次のシーズンに向けてしっかり準備していかないといけないという気持ち」と苦しい胸の内を明かした。

 現在は「いろいろ試行錯誤して、今回ハムストリングでけがする箇所は変わって、使う所が変わって、体の使い方がいい方向に変わってきているとポジティブにとらえたい」と負傷を防止する取り組みを行っている。

 フルメニューを消化したことで6月の活動で最後の試合となるキリンカップのチュニジア戦(14日、吹田)への出場にも期待が高まるが「もちろん森保さんの判断だし、僕は昨日の練習に入って問題なかった。チームとトレーニングして準備するだけ」と指揮官の判断に委ねる考えだ。

 日本の守備陣の大黒柱だけにカタールW杯に向けて完全復活が待たれる。