ビッグフットやサスカッチなど、北米大陸の森林地帯には謎の未確認生物の目撃証言が多い。今回紹介する「スカンクエイプ」もその一つだ。

 スカンクエイプは米国・フロリダ州エバーグレーズ国立公園付近に生息すると言われている獣人型UMAだ。身長は2メートル程度、全身が黒に近い赤褐色の長い体毛で覆われている。残された足形は35〜45センチ程度とかなり大きい。

 このように外見や身体的特徴が「ビッグフット」に酷似しているスカンクエイプだが、明確に違う点がある。それは、全身にまとっている刺激臭だ。

 スカンクエイプの異臭は腐った卵とカビの生えたチーズ、ヤギの糞(ふん)を混ぜたようなにおいだという。にわかには想像できないが、まともに目を開けていられないほどの刺激臭なのだろう。絶対に嗅ぎたくない悪臭なのは間違いない。

 このスカンクエイプの目撃証言は19世紀ごろからあったようだ。その後も1970年代に目撃され、以降は長らく姿を現すことがなかった。しかし、1997年にオレンジ畑で働いていた季節労働者が謎の生物に襲われて死亡するという事件が発生。また、同年にエバーグレーズ国立公園を旅行していたツアー客がスカンクエイプらしき大きな生物の影を目撃。これ以降、国立公園周辺でスカンクエイプの目撃証言が増えていくことになる。

 そして2000年、同じくフロリダ州のミヤッカ州立公園でスカンクエイプに遭遇した人物が、姿を至近距離からの撮影に成功する。記事の画像がその写真だ。フラッシュを反射してか赤く爛々(らんらん)と光る目、むき出しにした歯。よく見ると爪のある手が写っていることも分かる。
 この写真が撮影された時は、他に足跡や糞、漂う悪臭などの証拠も発見された。

 なお、採取した糞から、主食はリマビーンズなどのマメ科であることが判明。ただし、民家の食物をあさるケースもあるため、主に植物食の雑食と考えられている。

 この後もスカンクエイプは目撃され続け、なんと今年5月には牧場の管理人らがスカンクエイプを目撃。さらには近隣にすみ着いたらしい「スカンクエイプの餌付けに成功」したというのだ。ちなみに、サツマイモやオオバコを与えていると述べる。動画はそのニュースとインタビューの模様である。

 このスカンクエイプの正体については諸説あり、やはりビッグフットや「サスカッチ」などと同じく絶滅したはずの化石人類、ギガントピテクスの生き残り説。さらに、スカンクエイプの写真を検証した結果などから脱走したオランウータン説が出てきている。

 近年になっても目撃証言の絶えないスカンクエイプ。フロリダの国立公園などに観光に行けば、あなたにも目撃できてしまうかもしれない!?