「日本最強」を改めて証明した。カーリングの日本選手権女子決勝(29日、北海道・アドヴィックス常呂カーリングホール)、北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレ(LS)は、中部電力に7―3で勝利。2年ぶり3度目の優勝を飾った。

 今大会のテーマは「Must have fun(絶対に楽しむ)」。この日の決勝も持ち前の笑顔で流れを引き寄せ、3―2で迎えた第6エンド(E)には、相手のミスにつけこんで2点を奪取。要所できっちりラストショットを決めたスキップ・藤沢五月(31)は「一つひとつの課題をみんなでクリアして日本選手権に臨んだのが生かされた。私たちらしい試合が決勝でできたのが何よりうれしい」と安堵の表情を浮かべた。

 今季最終戦を最高の形で締めくくったLS。オフシーズンは各自休養に充てる予定だが、北京五輪から続く人気は継続中だ。五輪期間中に「もぐもぐタイム」で選手たちが食べたどら焼きを製造する「津具屋製菓」(長野・高森町)の担当者は「5月の連休は毎日のように買いに来てくれるお客さまがいましたし、お店の前で写真を撮る人たちもいました」と明かす。

 製造量は昨年よりも多く「問屋さんに出荷するために、頑張って作っています。以前からつながりがある問屋さんには出荷していますが、今回の件で私たちを知った問屋さんからの受け付けは泣く泣くお断りしています」と反響の大きさに驚きを隠せない様子だ。

 女子カーリングは若手の台頭が目立つ中、LSも負けるつもりはない。藤沢は「私たちの成長をもっと見てほしい」。今後も実力、人気の両面でトップの座を守り続ける。