エンゼルスの大谷翔平の大谷翔平投手(27)は8日(日本時間9日)の本拠地アナハイムでのナショナルズ戦に「3番・DH」で先発出場し、9回に同点の2点二塁打を放ち4打数1安打2打点、1四球だった。チームは5―4でサヨナラ勝ちした。
最後に見せ場が訪れたのは2―4の9回二死一、三塁だった。マウンドは5番手の守護神、右腕レイニー。初球の内角高めの直球を空振りした2球目だ。87・9マイルの内角スライダーを左中間に高々と打ち上げた。エンゼル・スタジアムは大歓声。打球速度101・5マイル(約163・3キロ)の大飛球はフェンス直撃の同点の2点二塁打。飛距離391フィート(約119メートル)であと1メートル高ければ逆転弾だった。続くレンドンの中前打でサヨナラのホームに滑り込んだ。劇的な勝利を演出した。
母の日のこの日、大谷はピンク色のバット、スパイクで打席に入った。相手先発は右腕フェディー。初回一死一塁は1ボールからの2球目、内角高めのシンカーを逆方向に打ち上げたが左飛。3回一死一塁は四球。5回一死無走者はフルカウントからの7球目、内角高めのカッターを振り抜いたものの、平凡な中飛だった。
2―4の7回一死一塁は黒バットに持ち替えて3番手の右腕フィネガンと対戦。カウント2―2からの5球目、97マイル(約156キロ)の内角高めシンカーにバットは空を切った。
エンゼル・スタジアムでは昨年26本塁打放ったが今季は前日まで14試合を終えてノーアーチ。打率2割1分1厘でわずか2打点と本拠地の大声援に応えていなかった。3日(同4日)の敵地レッドソックス戦以降、逆方向への打球が増え、マドン監督は「逆方向の当たりが増えるほど、状態が早く良くなる」と復活を予言していたが的中した。
劇的なサヨナラ勝ちの立役者となったが、9試合柵越えなしは物足りない。
昨年のような特大アーチの連発を日米のファンは待っている。












