カブスの鈴木誠也外野手(27)は29日(日本時間30日)にアリゾナ州メサで行われたダイヤモンドバックスとのオープン戦に「2番・右翼」で先発し、2打数無安打1死球で初安打はお預けとなった。チームは3―2で勝った。

 初回は相手先発の右腕デービーズのシンカーを左腰に受けて死球で出塁。3―2と勝ち越した直後の3回一死無走者はフルカウントからのストレートに空振り三振、6回先頭は3番手の右腕ストレイリーの高速スライダーに空振り三振に倒れた。

 バットでは良いところはなかったが、守備では強肩と俊足を披露し、多くのファンを魅了した。前回は赤いスパイクだった鈴木はこの試合では青のスパイクで出場。初回一死一、二塁では、ビアーの二塁後方へ落ちるかというポップフライを、右翼の定位置から一直線に走って捕球。守備範囲の広さにスタンドから拍手が起こった。

 5回一死一塁でハメルのライナー性の右前打を2バウンドで捕球すると、一走が二塁を回ったのを見て三塁へ矢のような送球。間一髪セーフとなったが、肩の強さとコントロールをアピール。計5つの守備機会で期待通りのパフォーマンスを発揮した。

 もっともチームが望んでいるのは打撃での貢献。開幕まで打席数を重ねながら、高いコンタクト能力、長打力を発揮したいところだ。