オープン戦ラストが後味の悪い結末になってしまった。阪神は20日のオリックス戦(京セラ)で1―0のリードから、まさかの展開で2点を失い、サヨナラ負けを喫した。
1点リードの9回は虎投手陣は「一人一殺」の継投に出た。無死から湯浅が打者2人、一死後、育成左腕・岩田が吉田正を右飛に打ち取り、二死三塁にこぎつける。ところが最後のアウト1つを期待され登板した8番手・小野が大誤算だった。
二死三塁から迎えた杉本から制球が定まらず、全くストライクが取れない。杉本、野口、紅林と12球連続でストライクが取れず、押し出しで1―1の同点。さらに代打・伏見の2球目には暴投でサヨナラ負け…。この日の小野は全14球が「ボール」と悪夢のような内容で、試合を壊してしまった。
何とも後味の悪い結末に、試合後の矢野監督は、僅差の展開での最終盤に期待した右腕について「いい練習になると思ったんだけどね。そういうところを自分自身で乗り越えていかないとあかんし、せっかく良いものがあって、いい形できていたのだから。今で良かったなっていうところはあるし、シーズンに入っても、こういう状況は出てくるわけだから」とし、大乱調だった右腕に苦言を交えながらも、来る公式戦での奮起を促していた。












