パリのアンヌ・イダルゴ市長が、ウクライナ侵攻を受けて2024年に開催するパリ五輪からロシアを除外する可能性を示唆した。

 スポーツ界では国際オリンピック委員会(IOC)をはじめとしてロシアへ厳しい目が向けられる中、次回夏季五輪の開催地となるイダルゴ市長が注目発言を行った。

 五輪情報を専門とする英メディア「インサイドザゲームズ」は「イダルゴ市長が、パリ五輪におけるロシアとベラルーシの出場禁止の可能性を示唆した」と報道。同メディアによると、パリ五輪はスポーツの舞台ではあるものの、ロシアによるウクライナ侵攻と切り離して考えるべきではないとの見解を示し、平和の祭典である五輪に出場する参加国から除外するべきと主張したという。

 IOCではトーマス・バッハ会長が11日に緊急声明を発表して「ロシア軍によるウクライナ侵略の恐ろしい画像や報告は、世界に衝撃を与えた」と非難。「スポーツや大会は、ロシアとベラルーシの領土で行われるべきではない。五輪ではこれらのいかなる国のシンボルも表示されるべきではない。五輪憲章に反するという安っぽい議論の罠には、はまらない。軍事的手段で五輪休戦を露骨に違反する者に、それを非難することはできない」などと厳しい言葉で糾弾していた。

 ロシアは侵略という愚行で大きな代償を払うことになりそうだ。