フィギュア女子〝ロシア3人娘〟の処遇とは――。2022年世界選手権(フランス・モンペリエ)の出場を禁止されたロシア勢は23年の同大会(埼玉)や26年ミラノ・コルティナダンぺッツォ五輪の出場枠について同国メディアは楽観的な見解を示した。

 フィギュアのロシア勢は同国がウクライナに侵攻したことを受けて各競技会への参加が禁止となった。ロシアメディア「MKSPORTS」は「次の世界選手権からロシアのスケーターの割り当てが奪われる可能性がある」と報じ、世界選手権の成績によって次大会や五輪に臨む各国の出場枠(男女シングル最大3枠など)が決まるため、出場禁止の影響が及ぶ今後を懸念した。

 その上で「いくつかのオプションがある」と指摘し「楽観的なのはISU(国際スケート連盟)が前例のない状況と競技の不在が強制されたという事実を考慮に入れて最後に参加した世界選手権の結果を考慮する」とし、21年世界選手権(スウェーデン・ストックホルム)の成績をもとにし、23年大会に向けたロシア勢の出場枠を決めるというものだ。

 ロシアには北京五輪金メダルのアンナ・シェルバコワ(17)、銀メダルのアレクサンドラ・トルソワ(17)、ドーピング騒動で4位となったカミラ・ワリエワ(15)と世界最強の3人娘をはじめ実力者たちがひしめいているが、21年大会の結果をもとにすれば、23年の世界選手権に最大3人の出場が可能という見解だ。

 もちろん「悲観的なのは、ほぼゼロのオプション。つまり1枠に戻る」とも伝えていたが、ロシアフィギュアスケート連盟のアレクサンドル・ゴルシュコフ会長は「私たちはISUから、アスリートの出場停止に関する公式情報をまだ受け取っていません。他のみんなと同じように、私たちはウェブサイトで彼らの声明を読んだだけです。今、私たちが彼らから法的な説明を得ることが重要であり、そうして初めて(出場枠の)割り当てにアプローチする方法について、ある程度の理解が得られるでしょう」と語ったという。

 ロシア勢がいつ国際舞台に復帰できるかも不透明な中、国技ともいえるフィギュアスケートの動向は同国内でも注目されているようだ。