ロシアフィギュアスケート界の重鎮タチアナ・タラソワ氏がまたしても〝恨み節〟だ。

 国際スケート連盟(ISU)はロシアと同盟国ベラルーシの国際大会参加を禁じていたが、6月末に方針を転換。2026~27年シーズンは個人の中立選手(AIN)として国際大会への参加を容認すると発表した。

 ロシアメディア「sports.ru」は、ISUが女子で北京五輪時にドーピング違反が発覚したカミラ・ワリエワ、同北京五輪銀メダルのアレクサンドラ・トルソワ、男子でミラノ・コルティナ五輪代表のピョートル・グメンニクらにAINの資格を付与したと報じた。

 複数のロシアメディアによると、トルソワとグメンニクはチャレンジャー・シリーズ(CS)木下グループ杯(9月4~6日・東京辰巳アイスアリーナ)に出場する見込みとなっている。

 ロシアにとっては朗報も、タラソワ氏は苦言を呈した。「チャンピオンシップ」に対し「私は彼らが中立の立場を与えられると確信していた。すべてうまくいくと思っていた」と口にした一方で、長きにわたってロシア勢が国際大会から排除されていた点について「数年が無駄になってしまった」と語った。

 ISUの対応には依然として不満が溜まっているようだ。