北京パラリンピックアルペンスキー、スーパー大回転座位(6日、国家アルペンセンター)が行われ、日本選手団主将の村岡桃佳(25=トヨタ自動車)が金メダルを獲得。5日の滑降に続き、今大会2個目の金となった。
不安を力に変えた。2019年春から陸上とスキーの〝二刀流〟に取り組んできた村岡だったが、新型コロナウイルスの影響で夏季の東京パラリンピックが1年延期となり、冬季の北京パラリンピックに向けた準備期間が短くなった。昨季は最低限しかスキーの試合に出場できず「ほぼ自分の中ではゼロだと思っている。自分の気持ちとしては2年半本当に雪上に触っていなかったというか、スキーからは退いていたという気持ち」と懸念点を口にしていた。
前人未到の挑戦。だからこそ、気持ちを切り替えることができた。「2年半陸上に全力を注いできたっていうことに対しての後悔が1ミリもない。不安な気持ちは変わらないと言いつつも、ある意味開き直った部分もある」。東京パラリンピック後はスキーにシフトチェンジし、急ピッチで調整を進めた。
得意とは言えない5日の滑降で頂点に立ち、流れを引き寄せた村岡。関係者も「滑降の結果で勢いづいたのでは」と期待を寄せる〝冬の女王〟が量産体制に突入した。












