阪神は5日の楽天戦(甲子園)に2―8で完敗。投打ともに精彩を欠いた一戦だったが、5回から2番手として救援登板し、1回を3者連続空振り三振に抑えた小野泰己投手の好投が光った。
春季キャンプの実戦で披露した好調を持続したまま、本拠地・甲子園のマウンドへ帰還した27歳。入団6年目。ここまで一進一退のプロ野球人生を送ってきた右腕にとって、今年は大きな飛躍の年になるかもしれない。
150キロ台の直球を軸に、変化球を効果的に織り交ぜた配球で武藤、安田、黒川の3打者を16球で料理。「1つ目の三振は自分でも思い通りのボールが投げられたと思いますが、2つ目はフォークが落ちきっていなかったですし、3つ目もボール球を振ってくれての三振だった。もっと自分の意図した投球で抑えられるようにやっていきたい」と投球内容も踏まえた上で登板後は頼もしく振り返った。
着実な成長をこの日もアピールしてくれた右腕を矢野監督も高く評価。「(小野は)かみ合えば、勝ちパターンに入ってくるような投手になれる能力をもっている。空振りがしっかりとれて真っすぐで押し込んでとか、そういうものができた投球だった。(今後)いい打者がこようが、(この日の)ボールを投げていれば大丈夫という、その積み重ねがでてきてくれたら自信になる」と〝タイキ晩成〟の予感に目を細めた。












