米大リーグ選手会は4日(日本時間5日)にMLBによるロックアウトで経済的な影響を受けた球場施設などの従業員らを支援するため、100万ドル(約1億1500万円)の基金を設立すると発表した。
選手会は米国労働総同盟・産業別組合会議(AFL―CIO)と協力して集まった基金を分配する。
詳細は後日、発表されるが、声明文によると、ロックアウトにより31日(同4月1日)の開幕から2カードの中止が決定したことで収入が断たれる人々を支援する。球場で働くグラウンドキーパーや売店の店員、案内係や警備員をはじめ、テレビやラジオの制作に携わる技師らも含めて幅広くカバーしたい、としている。
選手会専務理事のトニー・クラーク氏は「オーナー側が無視しているロックアウトの影響を最も受けている人々の支援を目的にする」と基金の意義を強調。また選手会で役員を務める現在、メッツのマックス・シャーザー投手、FAのアンドルー・ミラー投手は「我々の試合を支えてくれるたくさんの人々がいる。その多くは知られていないが、彼らの存在は不可欠だ」とサポートを約束した。
新労使協定を巡るMLBと選手会の交渉は難航。今後の予定は未定。さらに開幕が遅れ、公式戦の中止が増えることが懸念されている。












