西武・平井克典投手(30)が3日、巨人とのオープン戦(東京ドーム)の5回に2番手として登板。大城、北川、丸の3打者を12球で2三振を含む三者凡退に打ち取りリリーフとしての輝きを取り戻しつつある。

 登板後、平井は「キャンプから目標に掲げていたことができていると思います。しっかりローボールを投げる、ということを目標にしている中で、制球することができました。スライダーはまだ(これから)仕上がりが良くなると思います。しっかり打者相手に投げ続けていければと思います」と調整の順調ぶりに声を弾ませた。

 19年に当時、稲尾和久が持っていた78試合を抜きシーズン81試合登板のパ・リーグ〝鉄人記録〟を塗り替えたタフネス右腕も、ここ2年は不振や先発転向の影響で登板は66試合(うち先発15試合)に留まっていた。

 やりたいポジションで結果の出なかった平井が本来のチームから求められているポジションに戻って、ここまで実戦3試合無失点と結果を出してきている。

 右足首手術の影響から合流メドの立っていない平良の開幕不在が決定的となっているだけに、辻監督も「元々タフだから、そういう意味でも必要なピッチャーになる」と信頼は厚い。鉄人右腕にとっては復権を期す大事なシーズンとなる。