無理は禁物だ。競泳の国際大会日本代表選手選考会初日(2日、東京辰巳国際水泳場)、女子50メートルバタフライ決勝で池江璃花子(21=ルネサンス)は25秒78で2位に終わり「本当に情けないレースをしてしまった」と悔しさをにじませた。
2022年の目標を「個人で世界と戦っている姿を見せられたら」と語っていたが、この日は優勝した相馬あい(ミキハウス)に逆転を許した。世界選手権(6月18日開幕、ブダペスト)の派遣標準記録(25秒66)も突破することができず、レース後には「気持ちが入り過ぎて、空回りしたのが一番大きい。ちょっと信じられない」と目を潤ませた。
ただ、19年2月に白血病が判明してからわずか3年あまり。昨年夏には東京五輪に出場したとはいえ、まだ完全復活は道半ばだ。実際、競泳関係者からは「大変な病気だから、しっかり時間をかけて治したらいいと思う。24年パリ五輪くらいから本格的なスイッチを入ればいいし、28年のロサンゼルス五輪も全然余裕でいけると思う」と長期計画を勧める意見も出ている。
今後は3日間で4種目に出場予定の池江は「しっかり気持ちを切り替えて、次のレースでは挽回するような気持ちで頑張りたい」。体を壊してしまっては元も子もないだけに、焦らず一歩ずつ前に進んでもらいたいところだ。












