楽天の左腕・早川隆久(23)が、2年目の飛躍に意欲を燃やしている。昨季は6月上旬までに7勝を挙げ「新人王最有力候補」と言われながらも最終的には9勝で、1年目からの2桁勝利はできなかった。その悔しさをバネに今季は春季キャンプ序盤から積極的にブルペン入り。本人はどのような思いで今季を見据えているのか。
――今季はプロ2年目。キャンプを含め、落ち着いてやれているか
早川 割と余裕はあるかなと思いますけど、シーズンに向けて課題はたくさんある。その課題に向き合っているというところでは同じです。
――昨季は後半戦に思うように勝てなかった。スタミナ不足だったのか。それとも相手の研究があったのか
早川(自分の)データも(相手に)そろってたと思いますけど、自分のレパートリーの少なさというのもあったはず。だから配球のレパートリーも今季は増やさないといけない。それに、ボールの強さというのも後半戦はなくなってきていたので。そこが失速した原因かなとは思っています。
――シーズンは想像以上に長かった
早川 本当に1年間シーズン通して戦うという機会がアマチュアではなかったので。そこが一番難しかった。どこにピークを持っていけばいいというのがないので。逆に(プロでは)シーズン通してどれだけアベレージで数字を残せるかが大事になってくる。そこが難しかったですね。
――シーズン中の疲労感はどうだったのか
早川 わからないところで疲労が溜まっているのかなというのは感じました。体が思うように動いているようで動けてないというか。自分の考えとのギャップがある感じが特に後半戦はしました。それが蓄積疲労だったんでしょうね。
――今年はその課題をどう克服していく
早川 基礎体力的なものは(自主トレをともにした早大の先輩である)和田さん(毅=ソフトバンク)にも言われたんですけど、問題ないと。逆に投げる能力を上げていきながらも打者との対戦の方ですね。後先を考えず、打者一人をどうやって抑えていくかを考えながら工夫していくべきだと。そうすれば自ずと長いイニングは投げられるから、と言われましたので。まずはその点をやっていきたい。あとはシーズンを通して戦うために、ランニングの量はなるべく落とさないようにしたい。自分のコンディショングを整えながらですけどね。
――では、今年の目標は
早川 15(勝)ぐらいは目指してやっていきたいなと思います。本当の気持ちとしてはまずは2桁勝利をクリアして15勝を見据えるという感じなのですが。でも、トントンって10勝以上まず勝ってそこからの上積みですね。
――新人王は取れなかったが、今季タイトル獲得への意欲は
早川 新人王に関しては自分の結果プラスアルファで取れればよかったんですけど…。それは対相手もある。自分の力だけではというところもあったので。そこはもうしょうがない。だから今年もタイトルは意識せず12勝とか15勝を意識しながらやっていきたい。そうすればチームの優勝も見えてくるので。頑張りますよ。












