中日・木下拓哉捕手(30)が〝ノリ打法〟で待望の一発を放った。19日のDeNAとの練習試合(北谷)で「6番・捕手」で先発出場。2回二死走者なしで相手先発・大貫の高めへの変化球を完璧に捉え、左翼防球ネットへ突き刺した。
昨秋から中村紀打撃コーチの指導を受け、1インチ(3センチ弱)長い35インチバットに変更。スタンスもオープンから少しクローズに変え、バットの軌道も上からたたくイメージを持つようになった。「新しい打撃フォームとバットで取り組んできて、高めの真っすぐを狙いながら高めの変化球を打てるように秋からノリさん(中村紀コーチ)や森野(打撃コーチ)さんに指導してもらっていた。練習通りに打てて、やってきたことが間違ってなかった。シーズンでも継続してやっていきたい」と感謝する。
大幅な打撃改造に着手して「セ・リーグなので捕手が打てた方がいいし、確かに大きく崩す心配も最初はあったが、でも合わなかったら、そのときに変えればいいかなと。バットも実戦に入って投手の球を打つときに長くてきついなと思ったら短くすればいい」。ここまでは思い切った割り切りが奏功しているようだ。
その上で「これでいいやと思うと、まだ規定打席に達したこともないし、去年も初めて120試合くらい出て、まだまだもっと何年もやらないといけないことを考えたら、物足りなさがあったので」とチャレンジに踏み切った理由を説明した。












