ビッグボスの秘密兵器となるか。8日に続き、阪神と2度目の練習試合を行った日本ハムで、思わぬ〝掘り出し物〟が出現した。その名は根本悠楓投手(18)。6回4番手で登板すると2回を33球、打者6人に3奪三振無安打無失点の快投で開幕一軍入りをアピールした。
まだ一軍公式戦は未経験の高卒2年目左腕。だが、結果のみならず、内容も見応え抜群だ。昨季24本塁打の佐藤輝を143キロ直球で空振り三振を奪うなど、木浪、大山、梅野ら虎の一軍レギュラークラスを手玉にとった。
この試合を観戦していた評論家・柏原純一氏も「こんなやつがおったんか」と思わずうなったほど。173センチ、78キロとプロではやや小柄な部類も体を目いっぱい使い、投げ込む投法は通算206勝・193セーブの伝説の左腕・江夏豊氏と「そっくり」(柏原氏)だという。
もちろん見た目だけではない。柏原氏は「外角低めの直球、そして右打者のインコースにスライダーとクロスファイアー(内角直球)、タイミングを外すチェンジアップ。江夏さんと同じように外角への直球がややツーシーム・シュート気味の軌道で強く来るから、右打者は内角への軌道と外角と2つの軌道に対応できなければ打てない」と大絶賛だ。
18歳とは思えぬふてぶてしい投げっぷりの良さもしかり。本拠地の北海道・白老郡出身で苫小牧中央高からプロ入りした生粋の道産子。今キャンプで一軍メンバーにあたる「BIG組」にも抜擢された男が文字通り〝江夏二世〟となれば、ボスの秘蔵っ子として一躍、注目を浴びそうだ。












