偉業達成へ、上々のスタートを切った。北京五輪スキージャンプ男子ラージヒル(LH)予選(11日、国家ジャンプセンター)、日本のエース・小林陵侑(25=土屋ホーム)が128メートルを飛び、121・3点の9位で予選を突破した。競技後は「フィーリングはそんなに悪くない。ビッグジャンプを見せられれば」と12日の決勝へ向けて意気込んだ。

 6日のノーマルヒル(NH)決勝では金メダルを獲得。ジャンプ個人のNHでは1972年札幌五輪の笠谷幸生以来、実に50年ぶりの快挙を達成した。今回も金メダルならLHでは98年長野五輪の船木和喜以来。個人での2冠獲得は日本では初、世界でも過去にマッチ・ニッカネン(フィンランド)、シモン・アマン(スイス)、カミル・ストッホ(ポーランド)の3人(4回)しか達成していない偉業となる。

 また、その他の日本勢は佐藤幸椰(雪印メグミルク)が23位、中村直幹(フライングラボラトリー)は26位、小林潤志郎(雪印メグミルク)は32位で決勝に進出した。