有終の美となるか。東京女子プロレス・2月11日の東京・後楽園ホール大会での「第2回〝ふたりはプリンセス〟Max Heartトーナメント」決勝戦で「白昼夢」の辰巳リカ、渡辺未詩組と対戦する「爆裂シスターズ」の天満のどか、愛野ユキ組が涙で勝利を誓った。

 20年11月にプリンセスタッグ王者にも輝いた爆裂シスターズだが、天満が3月26日の東京・大手町三井ホール大会で東京女子を〝卒業〟することが決まっており、今回が最後のタッグトーナメントになる。

 長くタッグを組んで来ただけに、愛野は涙をこらえて時折言葉に詰まりながら「まだまだお姉ちゃん(天満)と戦っていたいし、終わらせたくないので、踏ん張ってきました。そしてここで決勝戦で戦う相手が白昼夢。何度も戦ってきた思い入れの強い相手なので、ここで、後楽園で白昼夢と戦えるのは運命なのかなって思っています。ただ、私たちは次の戦いにつなげたいので、ここで終わるわけにいきません。優勝します」と誓った。

 天満も目に涙をためて「残り2か月になって、『最後だから』とか言いたくないけど、泣いても笑っても『白昼夢 vs 爆裂シスターズ』は最後になると思うので、ありったけの狂った白昼夢をぶつけてもらいたいです」と思いを明かした。

 優勝した先に現タッグ王者の「マジカルシュガーラビッツ(マジラビ)」への挑戦を見据え「マジラビともご縁がある。ユキがデビューして、初めてタッグに挑戦したのもマジラビでしたし。要所要所でマジラビと当たるたびに妹の成長も見てもらえましたし、私の成長も見てもらっているので、今の私たちをぶつけてベルトを奪って、岡山に持って帰って畑に埋めたいと思います」と卒業後の農家転身を前に王座奪取を誓った。

 もちろん対する辰巳、渡辺組も一歩も譲るつもりはない。「(勝てばタッグ王座挑戦が)見えてくると思ってますね。そのためにも優勝をつかみ取ろうともいます」(辰巳)と闘志をみなぎらせる。〝最後の戦い〟はどちらに軍配が上がるか。