4年目を迎えた第3次原巨人が、若手抜擢へと大きく舵を切った。
21日、都内でスタッフ会議が行われ、山口寿一オーナー(64)、原辰徳監督(63)らが出席。今季のチーム方針を確認した。
山口オーナーは「新しいジャイアンツをつくりながらペナントを奪回していく、最後は日本一をとる。そういう1年になると思っているということを言いました」と明かすと、続けて「若手の育成というのは、当然、チームにとっては常にテーマであり続けるわけだけれども、今年は特に大事ではないのかと。勝ちながら育てるというのは極めて難しい仕事なわけですけれども、その役目を原監督に託しました」と、若手の積極起用を依頼したという。
昨オフ、新たに3年契約を結んだ原監督も「今年のチームは、若い力をいかに発掘し、そしてレギュラーとして戦わすことができるかというのがテーマ。力が五分であるというのであるならば、実績がない若い選手を思い切って使おうという意思は伝えてあります」と全面的に賛同した。
昨季、借金1の3位に終わった巨人はFAによる補強を封印。ポランコ、アンドリース、ウォーカーと3人の新外国人選手を獲得したが、コロナ禍の水際対策により来日のメドは立ってない。
キャンプでは野手は秋広、中山、ドラ5・岡田(法大)、投手は山崎伊、堀田と若手の一軍スタートが決定。さらに大事を取って二軍スタートとなったドラ1・大勢(関西国際大)、ドラ2・山田(JR東日本)、ドラ3・赤星(日大)ら即戦力投手たちも後に控える。
指揮官は「底上げをしないと、強いチームはつくれない。そのためにFAもしなかったわけだから。経験値がない、ということがマイナスではなくて、逆にプラスに捉えるような状態でチームをつくっていく」とコブシを握った。若手の突き上げと主力の意地のぶつかり合いで巨人がVを奪還する。












