高校の先輩からの心身と技術の手厚いサポートをバックに60試合登板を目指す。

 阪神の岩貞祐太投手(30)が16日、福岡県内での自主トレを公開。昨年末から指導を仰ぐ、ソフトバンク、オリックスで通算182セーブを挙げた馬原孝浩氏から、技術とトレーニングの両面から指導を受け、中継ぎ投手としてレベルアップに打ち込んでいる。

 母校・必由館高の先輩でもある馬原氏は独立リーグ熊本・火の国サラマンダーズの監督兼GM補佐を務める一方で、トレーニングやアスリートの治療の専門とするトレーナーとしても活動中。昨季は自己最多の46試合に登板した左腕は「肩の可動域とか今までにないような軽さというか、投げやすさ。ここ数年で一番いいなという状態」と、氏からの強化とケアの二本柱での指導で、肉体面にはこれまでにない手応えがあるという。

 チームでは岩崎優(30)に続く貴重な左のリリーバーとして「昨年より全ていい数字を出したい」と意気込む左腕。同じく自主トレに参加中のソフトバンク・嘉弥真新也(32)や中日・岩崎翔(32)ら、岩貞よりも長い中継ぎキャリアがある面々からも多くの刺激を受けていることを明かし「配球などの話もさせてもらっています。本当に気づかされる点が多い」と、プロ9年目を前に新たに飛び込んだ〝虎の穴〟は収穫たっぷりだった模様だ。