カーリング女子日本代表で平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレ(LS)でスキップを務める藤沢五月(30)が確かな成長を実感している。
北京五輪切符をかけた世界最終予選(17日、オランダ・レーワルデン)のプレーオフで平昌五輪銀メダルの韓国に勝利。2大会連続の五輪出場を決めた藤沢は「正直な感想はホッとしている。トルコに負けて自分自身にガッカリする気持ちもあったが、しっかり最後の試合で韓国に勝ち切れて、自分たちの手で五輪の切符を取れたのは誇りに思う」と感慨深げに語った。
4年前はノーマークの立場だったが、今は世界からマークを受ける立場。「4年前の平昌のときはまだまだメディアからも注目されていないような実力の中での大会だった」と苦笑いを浮かべながらも「そこから4年たって私たちの世界ランキングも上位に上がってくることができた」と手応えを口にした。
北京五輪には、平昌五輪金メダルのスウェーデン、スイス、カナダなど多くの強豪が出場。しかし「五輪に出場するチーム全部がいいチームだと思うが、恐らく私たちはすべてのチームに勝ったことのあるくらいの実力にはなっているので、五輪っていう舞台でも自分たちのパフォーマンスを出したい」と自信をのぞかせた。
藤沢の成長ぶりは、本橋麻里代表理事も目を細めるほど。「やっぱり貫録が出てきたし、ストイックな努力家」と表現。その上で「本当に日本代表のラスト2投を投げるのって死ぬほど苦しいし、決まれば楽しいし、誰にも味わえないポジションをやっている。それだけの重圧をしっかり背負っているけど、徐々にチームメートに甘えられるようになってきているさっちゃん(藤沢)を見るとすごく安心します」と太鼓判を押す。
平昌五輪後は日本中がカー娘フィーバーに沸いた一方で、選手らは「銅メダルだからまだ上に2ついる」と気合を入れ直し、リベンジへの挑戦権をゲットした。世界の頂へ、藤沢のショットで新たな道を切り開く。










