いきなり試練が訪れた。全日本柔道連盟(全柔連)は17日、五輪2大会金メダルの故斉藤仁さん(享年54)の次男で、11月のグランドスラム(GS)バクー大会男子100キロ超級で優勝した斉藤立(19=国士舘大)がケガで全日本選手権(26日、講道館)を欠場すると発表。
「左膝関節内側側副じん帯損傷」で全治2カ月と診断され、約1か月間安静を要するという。
ニッポン柔道の「お家芸」と言われた最重量級は、2008年北京五輪の石井慧を最後に金メダルから遠ざかっている。
そんな中、斉藤は11月のGSバクー大会で4試合オール一本勝ちと圧巻のV。全柔連内からは「今回のGSの優勝で自信もつけたのでは」などと称賛の声が聞かれた一方で、度重なるケガを不安視する意見も出ていた。
目標に掲げる3年後のパリ五輪を前に、講道館杯全日本体重別選手権(1月17~18日、山梨・小瀬スポーツ公園武道館)から来年の選考がスタートする。
苦しいスタートとなるが、かねて「勝ち続けないと選ばれないと思うので、常に勝てる状態に持っていけるようにしないといけない」と決意を述べていた斉藤。まずはケガを乗り越え、一刻も早く畳に戻りたいところだ。












