ヤンキースの〝悪童〟ジャズ・チザム・ジュニア内野手(28)がまたまた批判を浴びている。11日(日本時間12日)の敵地レイズ戦は1点リードで迎えた延長10回、無死二、三塁からスクイズで同点とされ、さらに一死満塁からアランダのニゴロが内野安打となって4―5でサヨナラ負け。最後の打球は二塁手チザムがファンブルし、あわてて一塁に投げたが、これも間に合わなかった。

 ヤンキースはあえなく4連敗を喫し、主砲のジャッジも3打数無安打、2四球と音なしで打率2割1分2厘と苦しんでいるが、ファンのヒンシュクを買っているのがチザムだ。試合後に「本当は走者のディアスにタッチして一塁に送球するつもりだったんです」と併殺を狙っていたことを明かしたが、先に一塁に投げて二塁でディアスをアウトにすることもできた。

 しかし、チザムは「ルールがどうなっているか分からないんですが、最初に一塁に投げて二塁に送球したらダブルプレーになるんでしょうか。打点にはならないんでしょうか」と米メディア「ニューヨークポスト」などに聞いてきた。近くにいたグリシャムから「(三走の)シンプソンが先に得点したから意味ないだろう」と教えられたという。

 この日は5打数1安打で打率1割7分3厘のチザム。不振について「寒いので体が凍ってしまう」とニューヨークの寒さを言い訳にしていたが、温暖なタンパでの試合も奮わず、さらにルール理解に乏しい発言で無知ぶりまで露呈してしてしまった。