カージナルスからレッドソックスにトレードされたソニー・グレイ投手(36)のヤンキース時代を振り返る発言が物議を醸している。

 今季は開幕投手を務めるなど13勝をマークしたベテラン右腕は、2017年7月から18年まで名門ヤンキースに所属。2桁勝利をマークしたとはいえ、あまりいい思い出はなかったようで「ニューヨークは私にとっても家族にとってもいい環境ではなかった。そもそもヤンキースに行く気なんてなかった。ずいぶん前のことですが、絶対に行きたくなかったんです。ヤンキースは僕には合わなかった」と地元メディア「ボストン・グローブ」などに打ち明けている。

 グレイは17年にアスレチックスからトレードでヤンキース入りした際「これ以上うれしいことはない。ここに来る準備は万端だった」などと話していた。

 米メディア「ラリーブラウンスポーツ」によると「次期エースとして期待されながらニューヨークで41試合で防御率4・51とキャリア最悪の成績を残した。高い期待にこたえられず、自分を責めていた」と伝えているが、その〝変わり身〟にヤンキースファンは早くもエキサイト。17年の入団時のアーカイブ動画が取り上げ「ライバル関係にさらに火をつける」「ジャッジがこの男のグリーンモンスターを倒すのが待ち切れない」「ヤンキースは彼を完膚なきまでに叩きのめすだろう」「ボストンの伝説になる男だ」などと物議を醸している。

 最大のライバルチームのレッドソックスに入団した右腕は「ボストンの方が合っている。ライバル意識を持って全力で突き進むのは簡単です。私は挑戦が好きだし、自分らしくいるだけです」と意欲を燃やすが、ヤンキースタジアムは今季のメッツ・ソト並みのブーイングに包まれるかもしれない。