ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)に敵地ミルウォーキーでのブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS=7回戦制)第2戦の7回一死三塁で20打席ぶりの安打となる適時打を右前に放った。地区シリーズ第2戦の第4打席の右前適時打以降、無安打が続いていたがようやく終止符を打った。
徹底マークされているとはいえ、ポストシーズン(PS)8試合で34打数5安打、打率1割4分7厘、2本塁打、6打点とスランプ状態。MLB公式サイトが「3年連続MVP受賞候補に見えない」と指摘するほどだ。
そんな中、米サイト「クラッチポインツ」は13日(同14日)のNLCS第1戦までのデータをもとに「プレーオフでのひどい不振の中で大谷は前例のない歴史をつくっている」と報じた。
どういうことか…。「(米スポーツサイトの)アスレチックのジェイソン・スターク記者によると、歴史上の人物である大谷は苦戦のさなかにもかかわらずその功績に新たな輝きを加えた。PS5試合で故意四球が安打を上回った打者としてバリー・ボンズやミゲル・カブレラと並んだ」
大谷は地区シリーズ第1戦からNLCS第1戦までの5試合は20打数1安打だが、3度申告敬遠されている。「スターク氏によれば、調査の結果、1安打で故意四球が多い選手は他に見つからなかったという」と付け加えた。“偉業”をたたえるというより、むしろ揶揄しているようだ。
ボンズは2002年のエンゼルスとのワールドシリーズで第2戦から第6戦で6安打7故意四球だったが、その間、11打数6安打、3本塁打、5打点と絶好調。現在の大谷と真逆だ。
一方のカブレラは11年のヤンキースとの地区シリーズ第2戦からリーグ優勝決定シリーズ第2戦まで16打数2安打で4故意四球。しかし、その後の4試合は12打数6安打、3本塁打、7打点と最強打者ぶりを発揮している。
同サイトは「状況が厳しくなっても、大谷は歴史的な偉業を成し遂げ続ける」と結んだ。やるべきことは故意四球で歩くことではなく、カブレラのようなアーチ量産だ。












