オリックス・岸田護監督(44)の来季の続投が決まった。投手コーチからの就任1年目、昨季5位だったチームを3位に押し上げ、2年ぶりのCS進出に導いた手腕を評価された。29日の楽天戦(京セラドーム)の試合前に球団から続投を要請され、受諾した。

 3連覇を果たした中嶋聡前監督の後を受け、12球団最年少の監督としてチーム再建に取り組んだ。7月途中まで首位を争い、主力選手の相次ぐ故障があっても開幕から勝率5割以上をキープ。CS進出争いでも踏ん張りを見せた。ソフトバンク戦にわずか3勝と圧倒的劣勢を強いられていたが、9月20日からの敵地で4連勝と意地を見せ、27日の楽天戦に勝利してCSを確定させた。

 この日の楽天戦は九里が3安打完封で11勝目をマーク。岸田監督は「亜蓮らしく丁寧なところ、大胆なところ、緩急と、一生懸命に腕を振って投げてくれた。(CSの)準備もしながら一戦一戦を勝つというところで勝てている。順調かなとは思います」と手ごたえを口にした。観客動員も2年連続で200万人を突破。「本当にありがたいと思っています。オリックスで活躍してきた先輩方のおかげと思っていますし、それを受け継いで、どんどん盛り上がるオリックスを作っていきたい」と決意を新たにした。