マリナーズのカル・ローリー捕手(28)が21日(日本時間22日)の敵地カブス戦に「3番・捕手」で出場し、9回に両リーグ最速の30号を放った。4点を追う9回、リリーフのパレンシアから逆方向の左中間席にソロ弾を運んだ。前日は2本塁打しており、74試合の出場でスピ―ド到達した。

「MLB公式」によると、6月末までに30号に到達した初の捕手となり、オールスター前に30号に到達した初のスイッチヒッターになった。チーム75試合の到達はベーブ・ルース、サミー・ソーサ、マーク・マグワイア、レジー・ジャクソン、ケン・グリフィー・ジュニア、ロジャー・マリスらに続いて史上9人目となり、2001年のバリー・ボンズ、ルイス・ゴンザレス以来。この年、ジャイアンツのボンズはMLB最多記録の73本塁打を放っている。

 ローリーにも大きな期待がかかってきた。米メディア「スポーティングニュース」は「ローリーがボンズと同じ記録を樹立した。ローリーは史上最高のシーズンを迎えている。唯一の不利な点は捕手であることの体力的消耗だが、超パワフルで安定したスイッチヒッターであり、この調子を維持していくかもしれない。マリナーズの捕手にとって魔法のような時間だ」としている。

 地元メディア「シアトルタイムス」では「64本ペースでジャッジのア・リーグ記録(62本)を破ることになる。捕手のMLB記録(48本)も破る勢いだ」と伝えている。ローリーはこれで3年連続の30号。現在、ヤンキースのジャッジに3本差をつけている。