ドジャース・大谷翔平投手(32)への申告敬遠をめぐって、ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督(49)を脅迫した男に追放処分が下された。スポーツ専門局「ESPN」が21日(日本時間22日)に報じた。

 追放されたのはオハイオ州ソーンビル在住のブレイク・モーガン氏。ドジャースとブルージェイズによる昨年のワールドシリーズ第3戦で大谷は4打席連続となる申告敬遠で歩かされた。試合後、シュナイダー監督は第4戦の先頭打者として大谷を迎える際にも再び申告敬遠する可能性があると示唆していたが、実際には勝負に出た(結果は四球)。

 これに怒ったモーガン氏はMLBカスタマーセンターに「これは賭けがらみの嫌がらせだ。この試合はまともじゃない。胡散臭くて偽りに満ちた、不穏なことが起こっている。試合会場に乗り込んで、生放送中にそいつの頭をぶっ飛ばしてやろうか? みんなが見ている前でな。住所もあらゆる個人情報もつかんでいるぞ。お前らがなんとかしないなら、こっちで監督を直接相手にするからな」などと14分にわたってシュナイダー監督を脅迫するセリフを吐き続けたという。MLBが電話相手を調べたところ発信者がモーガン氏だと判明し、モーガン氏をMLB関連の施設やイベントの出入り禁止にした。

 この日、オハイオ州カジノ管理委員会の公開会議ではモーガン氏を同州の「スポーツ賭博自発的排除リスト」に登録。州内のあらゆる賭博施設への立ち入りが禁止され、州が許可する合法的な賭博市場への参加も認められなくなった。モーガン氏は容疑を否認しており、処分に対して異議申し立てを行う予定だという。