アストロズは9―13で敗れた10日(日本時間11日)のレッズ戦で、大炎上して負け投手となった先発のランス・マッカラーズ・ジュニア投手(31)の家族が試合直後に脅迫されたことを明らかにした。

 今季2度目の登板となったマッカラーズは先頭から四球、死球と乱調で続く3番・デラクルスには6号3ランを浴びた。その後も立ち直れず、打者一巡の猛攻を浴びて一死しか奪えず7失点で降板。打者8人に対し、3安打1本塁打4四死球と7人を出塁させる散々の内容で、チームは初回に10点を奪われ、本拠地のファンを落胆させた。

 試合後の会見でジョー・エスパーダ監督が脅迫の事実を公表。チームはすぐにヒューストン警察とMLBに通報した。マッカラーズは地元のアストロズ番記者に「人々が非常に情熱的で、アストロズを愛し、スポーツを愛していることは理解しています。しかし、私の子供たちを見つけて殺すと脅すのは、対処するのが少し難しいです」と語った。

 マッカラーズは通算49勝をマークしているアストロズ生え抜き右腕。2017年にはオールスター戦に初選出されたが、翌18年にトミー・ジョン手術を受けて長期離脱を余儀なくされた。腕の怪我などで23、24年も全休し、4日(同5日)のホワイトソックス戦で915日ぶりにマウンド復帰し、3回2/3を投げ無失点に抑えた。

 米メディア「ファンサイデッド」は「アストロズが打席に立つ前に0―10だったが、これはマッカラーズが大きな理由だった」としながら「応援する選手にブーイングをするのは一つのことだ。だが、マッカラーズと彼の家族に対する脅迫は別のもので、大きな一線を越えた」と断罪した。