巨人の阿部慎之助監督(46)が延長12回の末に4―3でサヨナラ勝利した1日の広島戦(東京ドーム)後、この日先発し3回3失点に終わった田中将大投手(36)の二軍再調整を明言した。

 この日も満足のいく結果は出せなかった。田中将は初回の先頭・小園、続く矢野は抑えて二死としたものの、その後は3番・野間から7番・菊池まで5連打を浴びて一挙3失点。2、3回は得点こそ許さなかったもののそれぞれピンチを招き球数を要すと、3回の攻撃で自身に打席が回るタイミングで代打・中山を告げられ、3回69球でマウンドを降りることとなった。

 田中将は「この9連戦という中で自分が先発としてこういう投球しかできなくて、もう悔しい、そこに尽きます」と猛省。阿部監督は「次(の先発予定)はちょっと『いつ』っていうのは言えないんですけど、残念な結果になってしまったんでね」と今後の一軍登板は白紙であることを明言。期限は設けずにファームで再調整させる方針を明かした。

 杉内コーチも「球速だって出てない訳じゃない。腕を振って球速は出ているので、腕を振らなくても球速が出るように体を変えていかないといけない。メカニックというよりは、体に覚えさせる、頭に覚えさせる練習は必要なのかなと思っています」と課題を指摘。さらには「(調整は)もちろん先発です。あのクラス(の投手)ですから。中継ぎで1勝2勝とってもね、うれしいのかな? どうなんだろう。僕はそこまで勝ってないから分からないですけど」と自虐も交えながら先発投手として調整を続けていくことを強調した。