エンゼルスのロン・ワシントン監督(72)が打ち出したチームの新ルールが物議を醸している。
昨季は球団ワーストの99敗を喫したエンゼルスの指揮官はチーム改革の一環として、クラブハウス内での携帯電話の使用を禁止にした。「野球にもっと集中できるように」と望み、主砲のマイク・トラウト外野手(33)と新加入のカイル・ヘンドリックス投手(35)のベテラン2選手を〝監視役〟に指名し、違反者には500ドルの罰金を課す方針を打ち出した。トラウトら選手は「素晴らしい」と新ルールを歓迎しているという。
ワシントン監督は2007年から14年までレンジャーズの監督を務めていた時も携帯禁止を実施し、違反ごとに罰金500ドルを徴収していた。しかし、現在は生活のほとんどが電子機器に委ねられる時代。スマホを手放せない若手には逆効果となる可能性もあり、論争に発展している。
米メディアの反応もさまざまで「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「ロン・ワシントンはチームを石器時代に逆戻りさせる準備ができている」とバッサリ。「ザ・ビッグ・リード」も「中学校のバスケットボールのコーチがやることのように聞こえる」と時代遅れを強調し「あなたよりもずっとお金を稼いでいる人に電話を使えないというのは難しい」と伝えた。
一方、老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「少なくとも長いシーズンが近づくにつれてチームの結束を深めることができる」と評価。「ハロー・ハングアウト」も「一見、馬鹿げているように思われるが、よく考えると理にかなっている。ベテラン選手がインスタグラムをしている若者を見たら気まずい雰囲気になる。彼らが集中して会話をすることは素晴らしい。試してみる価値はある」と同調した。
メディアから賛否両論が寄せられた老将の手腕やいかに……。












