レッドソックスなどで通算368セーブを記録し、オールスター戦に6度出場した名クローザーのジョナサン・パぺルボン氏(44)が野球専門ポットキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演し、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)の今季を心配した。
ジャッジは昨季、58本塁打、144打点で2冠に輝き、2年ぶり2度目となるア・リーグMVPを獲得。レギュラーシーズンでは無双を誇る一方で、ポストシーズンでは14試合に出場して3本塁打を放ったものの、打率1割8分4厘、9打点、20三振に終わった。ドジャースとのワールドシリーズ第5戦では中堅の守備で凡フライを落球して敗戦のきっかけをつくり、A級戦犯扱いされた。
「結局のところ、すべての野球選手は精神的だよ」と語るパペルボン氏は「みんなそうだ。僕らはそういうふうにできていて、プレッシャーをかける。つまり僕はプレッシャーをかけてきたし、僕たちもある時はプレッシャーをかけてきた。彼がプレーオフで見せたプレッシングはこれからも続くと思う。今年のア・リーグ東地区では、もっといい投手陣と対戦することになると思う。正直言って、苦戦は続くと思う」とジャッジは昨年10月の呪縛が解けず、今季は苦しむと予想。そして、12年間のメジャー生活で絶体絶命のピンチを何度もくぐり抜けてきた元守護神らしく「彼は自分を駆り立てる何か他のものを見つけなければならないと思う」とアドバイスした。
ジャッジはこれまでプレーオフに7度出場しているが、通算打率2割5厘と大苦戦。前回の2022年も打率1割3分9厘、2本塁打と不振を極め、翌23年シーズンはケガもあり106試合の出場にとどまり無冠に終わっている。
このパペルボン氏の指摘について米メディア「クラッチポインツ」は「ヤンキースファンは明らかにパペルボンの告白を好まないだろう。しかし、反論できない点が一つある。野球は絶対に精神的なゲームだ。ヤンキースのレジェンド、ヨギ・ベラはかつて『野球は90%メンタルである』と言った」と同調。ニューヨークの怪物はそんな声を跳ね飛ばすことはできるのか。











