ソフトバンクの柳田悠岐外野手(36)が5日、福岡市内の球団事務所で契約を更改した。来季は7年契約の6年目を迎え、1億円ダウンの年俸4億7000万円プラス出来高でサイン。今季は5月末に右太もも裏を痛めて長期離脱した影響で52試合の出場に止まり、打率2割8分6厘、4本塁打、35打点に終わっただけに、来季の完全復活へ並々ならぬ思いを募らせている。
チーム最年長となった鷹の絶対的主砲が、まな弟子のポテンシャルに刺激を受けて進化を誓った。来季目標を「また一から。レギュラーで出続けること」と言い切った柳田。若鷹の急成長、才能を認めるからこその素直な言葉だった。
「特に笹川とかはすごくいいものを持っている。あいつに負けないようにやっていれば、僕も良い選手になれる」。来季5年目を迎える笹川吉康外野手(22)は、柳田が早くから才能にほれ込み弟子入りを認めたスラッガー候補だ。四軍、三軍、二軍と着実に段階を踏み、今季はウエスタン・リーグ打点王を獲得。一軍では初安打、初本塁打をマークして、日本シリーズではスタメンに抜擢された。
今季一軍出場は7試合ながら、現場首脳陣に強烈なインパクトを残し、来季一軍戦力として「使いたくなる選手」という印象を植えつけた。「僕も秋山(幸二)さんに使てもらったから、今ここまでの選手になれた。笹川、リチャードは本当にすごいものがある。球界を代表する選手になれるものを持っているんで」。一軍起用に平等はない。特別な才能を持つ若い選手が優先的にチャンスをつかむのが野球界の常だ。
怪物級のポテンシャルを誇る若鷹たちは出番や立身出世の機会に飢えている。特別な才能が突き抜ける瞬間を知る柳田だからこそ、刺激を力に変える。
(金額は推定)












