焦らなくていい――。巨人の阿部監督が7日、シート打撃に登板した守護神・大勢に助言を送った。

 春季キャンプで2月4日のランニング中に右ふくらはぎを痛め故障班に回った大勢がこの日、ジャイアンツ球場で行われた三軍練習でシート打撃に臨んだ。負傷後、初となる実戦形式練習で19球を投げ込んだ。

 8日のオリックスとのオープン戦(京セラ)に向け、大阪入りした阿部監督は「まあ焦らずにやってほしいというのが正直ある」とアドバイスした。

 阿部監督は「最後の(東京)ドームではベストメンバーでいく」と明言。それでも22日からの楽天との3連戦(東京ドーム)での大勢合流については、「まあ来てくれたら一番うれしいけど。様子見て。オレも映像見て」と慎重だった。

 そこには大勢のケガの再発という〝二次災害〟を防ぐ狙いがある。指揮官は「準備はしておきたい」と当然の危機管理として〝代役守護神〟選定に着手。6日に支配下となった3年目右腕・京本は対外試合2試合で9回に登板している。代役守護神候補かとの問いに指揮官は、「よく分かったねえ。誰でも分かるか」と認めていた。

 青年監督は大勢が開幕に間に合うことを願う一方で、実戦の中で代役候補を見極めていく。