大坂なおみ ウィンブルドン欠場と東京五輪出場を表明

2021年06月18日 07時52分

大坂なおみ(ロイター)

 女子テニスの世界ランキング2位、大坂なおみ(23=日清食品)が4大大会のウィンブルドン選手権(28日開幕、英国)を欠場することになったと、英「BBC」などが17日(日本時間18日)に報じた。大坂は5月下旬に開幕の全仏オープン2回戦で棄権を表明した際「うつ」状態に苦しんできたことを告白。休養に入っていたが、7月23日開幕の東京五輪には出場する意向を明かした。

 英「BBC」など各メディアによると、4大大会通算4勝(全豪2、全米2)をマークしている大坂について代理人がメールで「なおみはウィンブルドンでプレーしない」とし「彼女は現在、友人や家族と個人的な時間を過ごしている。東京五輪に向けた準備を整えている。五輪ではホーム国のファンの前でプレーするのをとても楽しみにしている」と明かしたという。

 大坂は全仏オープン前の5月27日に「アスリートの心の健康が無視されている」として、同大会で記者会見を拒否することを表明。会見は参加選手の義務となっているが、実際に1回戦に勝利した後も会見に応じず、罰金1万5000ドル(約165万円)を科された。この行動はテニス界だけではなく、スポーツ界を巻き込んで賛否両論の大騒動に発展した。

 こうした現状に大坂は2回戦を前に棄権を発表。その上で2018年全米オープン優勝後からうつに悩まされていたことを告白し「少しの間、コートから離れる」と宣言。さらに会見拒否についても「時が来たら、ツアーと協力して選手、マスコミ、ファンのために物事をより良くする方法について話し合いたい」としていた。

 今回、ウィンブルドン選手権の欠場と東京五輪に出場する意向を改めて表明した中、五輪に向けては14日付の世界ランキングで女子シングルスの2位となり、正式に出場権を獲得。競技復帰が五輪本番になる可能性もありそうだが、男子の錦織圭(31=日清食品)ともに金メダル獲得が期待できそうだ。

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