【テニス】錦織圭 東京五輪へ慎重な見解「自分自身でどうこうできる問題ではない」

2020年12月04日 11時16分

錦織圭

 男子テニスの世界ランキング41位・錦織圭(30=日清食品)が4日、WOWOWテニスフェスティバル2020(5日、さいたまスーパーアリーナ)の前日取材に応じた。

 現在、日本に帰国中の錦織。この1年は右ヒジ、右肩の故障に加え、復帰目前で新型コロナウイルスに感染するなど苦難が重なった。「今年はみんなにとってもそうだったと思いますが、大変でした。ケガでプレーできなく、感覚を取り戻すのに苦労しました」と振り返った。

 錦織はかねて東京五輪の出場を目指してきたが、コロナ感染が拡大する現状を鑑みて「もちろんプレーしたいですけど、これに関しては自分自身がどうこうできる問題ではないので」と慎重な構えを見せる。さらに、こんな思いを口にした。

「このような状況で、なかなか選手も国民の皆さんも、今は五輪がどうっていうのは考えづらいと思う。もし少しずつ…ワクチンだったり、いろんなことで緩和されて良くなってきたならば、またみんなが五輪に向けて考える一歩目になると思う。自分としては、気持ちの面でしっかり(五輪が)あるっていう準備だけはしておきたいですね」

 現在、錦織は五輪出場条件である国別対抗戦デビス杯の出場回数が足りていない。だが例外規定に「ケガ・病気の場合」「過去の五輪での貢献」があり、リオ五輪銅メダルの実績がある錦織について日本テニス協会は例外適用をアピールする文書を国際テニス連盟(ITF)に提出済み。受理されて出場可能となる見通しだが、すべてはコロナの終息次第といったところだろう。