【全仏OP・車いす部門】女子シングルスが戦国時代に突入 史上初の日本人対決は上地に軍配

2020年10月10日 13時33分

上地結衣

 ついに戦国時代に突入だ! 全仏オープン車いすの部女子シングルス決勝で、上地結衣(26=三井住友銀行)と大谷桃子(25=かんぽ生命)の「日本人対決」が実現した。 

 9日に行われた試合では、上地が6―2、6―1のストレートで大谷を下し、2年ぶり4度目の優勝。史上初の日本人対決を制した上地は「意地ですよね。私も優勝までには時間がかかったので、そう簡単に優勝させないという気持ちで入った」と満面の笑み。

 対する大谷は、要所でミスが重なり「スコアを離されたのは今の実力。上地選手のペースを自分に戻せなかったのが敗因」と悔しさをにじませた。

 明暗こそ分かれたものの、来夏の東京パラリンピックに向けて、明るい兆しが見えてきた。近年はオランダ勢の前に苦戦を強いられてきたが、上地と大谷の活躍で改めて世界に日本勢の実力をアピール。さらに、田中愛美(24=ブリヂストンスポーツアリーナ)も国際大会で結果を残すなど、日本勢のレベルが上がりつつある。

 最後に、上地は「東京パラリンピックでもまた戦えたらいい」とニヤリ。真夏の祭典でも日本勢が最高の輝きを放つために、ヒロインたちはさらなるレベルアップを目指す。