【米ニューヨーク11日(日本時間12日)発】 車いすテニスの全米オープンシングルス準決勝は、男子の世界ランキング1位で4大大会通算23勝を誇る国枝慎吾(36=ユニクロ)が、ヨアキム・ジェラール(ベルギー)と対戦。第1セットを4―6で先取されるも、第2セットを6―1、第3セットも6―3で奪い、逆転勝ち。2年ぶりの決勝へコマを進めた。

 女子は、世界ランク2位の上地結衣(26=三井住友銀行)が、アンヘリカ・ベルナル(コロンビア)を6―2、6―1のストレートで下し、4年連続の決勝進出を決めた。

 また、同日には4組で争うダブルスも実施。男子の国枝、グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)組は、英国人ペアにストレート負けを喫した。女子の上地、ジョーダン・ホワイリー(英国)組は、ストレートで快勝。上地は、シングルスとダブルスの2冠に大手をかけた。