東京五輪競泳男子400メートル個人メドレー予選で金メダル最有力候補とみられていた瀬戸大也がまさかの予選落ちとなり、海外でも衝撃は広がっている。

 瀬戸は4分10秒52で組5位、全体9位で上位8人で行う決勝に駒を進めることができず予選敗退。この結果に、米メディア「エッセンシャリースポーツ」は「ショッキング! 世界チャンピオンの瀬戸大也が東京五輪の400メートル個人メドレーで決勝に出場できない」と驚きを交えながら報道。

「光州での世界選手権で彼は伝説的なパフォーマンスを見せたにもかかわらず、土曜日の東京五輪で決勝進出を逃した。その結果は、ホームの人々の前で金メダルを獲得することが望まれていたが、ひどい失望としてもたらされた」と日本全体が落胆している様子を伝えた。

 カタールメディア「ペニンシュラ」も「日本の金メダルの希望だった決勝を逃す」などと指摘しており、世界中で瀬戸の予選敗退が〝大会最初の大波乱〟として衝撃とともに大きく報じられている。