【競泳】大惨敗の瀬戸大也 5日は妻・優佳さんの誕生日も「応えられなかった」

2021年02月06日 23時02分

瀬戸は思うような結果が出せず

 競泳のジャパンオープン第3日(6日、東京アクアティクスセンター)、男子200メートル個人メドレー決勝で東京五輪代表の瀬戸大也(26=TEAM DAIYA)は2分3秒89で最下位に沈んだ。約20分前の200メートルバタフライは3位に終わり、体力面の課題が浮き彫りとなった。

 まさかの結末だった。予選は2種目とも全体1位のタイムで通過し、すでに優勝を果たした400メートル個人メドレーを含む〝3冠〟の可能性を残していた。しかし、決勝ではいずれもトップに立つどころか、先頭争いにも加わることができず、必死に泳ぐのが精いっぱいだった。

 両レースを終えた瀬戸は「正直、(200メートルバタフライ決勝で)飛び込んだ瞬間に体が重たかった」と疲れ切った様子で振り返った。そもそも優勝を狙うのであれば、予選で余力を残すべきだったのかもしれないが「予選から好記録で泳いで決勝も上げていかないと世界の舞台で予選落ちや準決勝敗退もあり得るので、しっかり予選から行くという課題があった」と言う。

 今大会で「現状を知れた」と体力不足を痛感しつつ、課題は明確になった。「技術的だったり水の感覚は衰えていないのは再確認できた。とにかく持久面と耐乳酸トレーニングが必要だと。そこがシンプルにできたら一気にタイムが戻って日本記録に挑戦できると思う」

 5日は妻・優佳さんの26歳の誕生日だった。大会中で自宅には帰っていないが、夫人とは電話で言葉を交わす中で「頑張ってね」とのメッセージを受け取った。「今日は応えられなかったので、もう一度しっかり練習する。(妻の存在は)ありがたいし、しっかりと競技で活躍している姿、人間としても成長しているところを見せたい」と意思は固い。

 肝心の五輪が開催不透明な状況でも「開催されてもされなくても目の前のことを一生懸命やっていきたいので、競技に集中して一日一日過ごしていきたい」と話す瀬戸。今後はさらなる競技力と人間力の向上で信頼を取り戻すしかない。

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