大相撲の合同稽古3日目(20日)が東京・両国国技館の相撲教習所で行われた。横綱鶴竜(35=陸奥)はしこやすり足などの基礎運動で調整。ぶつかり稽古では横綱白鵬(35=宮城野)に胸を出す場面もあった。

 この日も相撲は取らず、稽古後は体の状態について「まだ5割くらいだと思います」と明かす。それでも、3日目を終えた合同稽古は「こうやって参加することで雰囲気というか、その関取衆を見ていくというか、そういう稽古とか見れないですから。そうやってやってるところを見れるというのは、すごく良いと思います」と話し、参加することが収穫になっているようだ。

 初場所(来年1月10日、国技館)で復活を目指す立場だが、残り3日の合同稽古で相撲を取ることは「今の自分にはちょっと、難しいかなと思います」とした。