国内女子ゴルフの「リゾートトラストレディス」3日目(29日、愛知・セントクリークGC=パー72)、首位から出た工藤遥加(28)は73とスコアを落としたものの、通算9アンダーで単独首位をキープした。

 34ホールをプレーした前日はフェアウエーキープから13バーディーを量産したが「今日はティーショットが曲がってしまって、グリーンを狙うのが難しかったです」。この日は18ホールでバーディーは1つだけだった。

 パッティングでショートする場面が目立ったが「緩んでしまったのではなく、狙った通りにしっかり打ってショートだったので(弱気とは)ちょっと違います」。優勝争いの重圧は否定した。

 父・公康氏が監督を務めるプロ野球のソフトバンクはパ・リーグ首位と好調。いい波に乗りたいところだが「あんまり野球は見ないので何位にいるとかは分かりません。ただ、父が頑張っていると聞くと、私も頑張ろうと思います」。

 最終日は黄金世代の2人との最終組。「気持ちで負けないようにプレーするだけだと思うので、今日の課題を練習して明日に備えたいと思います」。悲願の初優勝へ、ティーショットの修正を誓った。