【米男子ツアー】松山英樹の課題はやはりパット 全米プロは4アンダー22位

2020年08月11日 11時00分

パットが課題の松山

 9日(日本時間10日)に最終日を迎えた男子ゴルフのメジャー「全米プロ選手権」(TPCハーディングパーク=パー70)は23歳の日系人、コリン・モリカワ(米国)のメジャー初制覇で幕を閉じた。5打差の18位から出た松山英樹(28=LEXUS)は通算4アンダーの22位でフィニッシュ。20日から始まるプレーオフシリーズ(全3戦)に向けて「ショットとパットの精度を上げていかないと」と話したが、実際のところはどうなのか。

「全米プロ」を振り返るとパーオン率が55・56%で68位。パットのスコアへの貢献度を示す「ストローク・ゲインド・パッティング」も1・392で33位と精彩を欠いた。

 これ以上に気になる数字が、シーズン再開後の「パーオンしたホールでの平均パット数」だ。この部門で松山は今大会1・750で36位。予選落ちした「メモリアル」では1・867など、1・7~1・8台を推移している。

 6位に入った6月の「メキシコ選手権」では、1・654で出場選手中で8位の好成績。「全米プロ」とわずか0・1程度の差だが、今季のパーオン率は70・25%で、これを4日間(72ホール)に当てはめると平均で約50回のパーオン。前述の数値が0・1違うと、4日間で5打違う計算になる。この差は大きい。

 ショットに関してはパーオン率が前週の「フェデックス・セントジュード招待」では全体3位。先月の「ワークデイ」では1位を記録することもあるなど、安定した力を発揮している。パットの調子は一晩でガラリと変わることもあるだけに、プレーオフでは上向いてほしいものだ。