ロシア・フィギュアスケート界の重鎮タチアナ・タラソワ氏が、ウクライナ侵攻により国際スポーツ界から除外されているロシアの今後について言及した。
フィギュアスケートをはじめ、サッカーなど多くの競技で国際大会出場の機会を失っているロシア。この状況について、ロシアスポーツ界の〝顔〟である指導者のタラソワ氏は同国「RB スポーツ」に次のようにコメントした。
「ロシアのアスリートは今、何をすべきなのか? できる大会すべてに参加するしかない。それ以外に選択肢はない。制裁を加える人たちに腹を立ててはいけない。気分を害した人は恨みを持つもの。もうすぐ終わるのか? おそらく一生終わらないでしょう。我が国が成功し、強くなればなるほど、制裁も多くなる」
ウクライナ侵攻をやめない限り、北京五輪フィギュアスケート女子金メダルのアンナ・シェルバコワ(18)のように、引退もちらつく選手が増えそうだ。