米ワシントンポストが北京五輪を総括「スキャンダルオリンピックだ」

2022年02月20日 13時57分

ワリエワのドーピング問題は世界中で波紋を呼んだ(東スポWeb)
ワリエワのドーピング問題は世界中で波紋を呼んだ(東スポWeb)

 米「ワシントンポスト」が、20日に閉幕する北京五輪を「スキャンダルオリンピック」と総括した。

 同紙は北京五輪を振り返り「凄惨なフリースケーティングの後に涙を流す(カミラ・)ワリエワの姿が、今回のオリンピックの最終的なイメージになるだろう」と指摘。ロシア・オリンピック委員会(ROC)のワリエワを巡るドーピング問題が世界中で波紋を呼ぶなど、かつてないほど騒動が多発する大会になったと分析した。

 その他にも「中国のテニス選手の彭帥が中国政府幹部に性的暴行されたという暴露をしながら撤回し、国際オリンピック委員会(IOC)が中国政府の隠ぺいの企みを助けた」と直接今大会の競技とは関係ない彭帥の問題をクローズアップ。さらにロシアのアイスホッケー女子代表チームが新型コロナの検査結果を期限内に報告しないままプレーした件や、中国のネットユーザーが不振に終わった選手を非難したり、フィギュアスケート女子で銀メダルを獲得したトルソワが演技後に不満を爆発させた件などを取り上げた。

 こうした事例を踏まえて「スキャンダルオリンピックとして記憶されるだろう」と酷評。他にも疑惑の判定が相次ぎ、日本勢もスキージャンプの高梨沙羅(クラレ)が混合団体でスーツ規定違反により失格となるなど物議を醸した。まさに記憶に残る五輪となったことは間違いなさそうだ。

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