〝ハンド王子〟宮崎大輔 不起訴でも名誉回復には長い道のり

2020年11月13日 05時15分

不起訴になった宮崎大輔

 ハンド王子は〝名誉回復〟となるのだろうか。名古屋地検は知人女性への暴行容疑で逮捕、その後に釈放されていたハンドボール元日本代表の宮崎大輔(39)を12日に不起訴処分とした。

 不起訴の理由は嫌疑不十分で、業界に衝撃を与えたレジェンド逮捕劇は一応の決着をみたが、どうにも腹の虫が治まらないのは宮崎、そして被害者とされた交際相手で新体操の元日本代表、深瀬菜月(26)だ。不起訴を受けて、宮崎の弁護人は本紙に2人の気持ちを代弁。「逮捕の必要性はなかったと考えている」と主張した上で「宮崎さんも被害者とされた女性も一貫して暴力はないと言ってきた。結果として不起訴処分になったわけだから、不可思議な逮捕だったとしか言いようがない」と改めて警察の対応を疑問視する。

 宮崎は1日に名古屋市内で深瀬、姉を含む男女4人で食事をしていた際、酒に酔って姉と口論になって警察が駆け付ける騒ぎとなった。その後、深瀬とホテルに入って再び口論でもみ合いとなり、宮崎が部屋を飛び出したことで、深瀬は警察に捜索目的で通報。駆け付けた警察は部屋の床に髪の毛が落ちていたことから暴行とみて逮捕に至った。弁護人は「短時間で2回通報があったから逮捕に踏み切ったのかもしれない」と推測しつつ、落ちていた髪の毛について「数本だった」と主張。「多くの髪の毛と報じた報道機関がある。完全に事実誤認」と一部のメディアを非難した。

 とはいえ、今回はいわゆる〝前科〟はつかないものの、妻以外の女性とお酒の席でトラブルを起こしたという事実は拭えない。宮崎はこの日、自身のインスタグラムで「今後、少しでも信頼を取り戻せるように行動していきます」と謝罪したが、日体大や日本ハンドボール協会から何らかの処分が下される可能性もあり、名誉回復へは長い道のりとなりそうだ。