IOC・コーツ調整委員長の五輪「開催」発言に組織委が同調

2020年09月09日 11時00分

IOC・コーツ調整委員長

 東京五輪は「開催」の一択だ。国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長(70)がフランスメディアの取材に、新型コロナウイルス禍で来夏に延期した東京五輪についてコロナが「あろうがなかろうが」開催されると発言。たとえ終息しなくても開催という趣旨に、周囲はザワついた。

 この発言に、大会組織委員会の高谷正哲スポークスパーソン(42)は「大会日程はすでに来年7月23日にスタートすると定められている。IOC、組織委、すべての関係機関が予定通りの開催へ全力を投じている」と回答。海外メディアから「中止や延期は100%ないか」と問われると「仮定のシナリオについて論じることは適切ではない。来年開催が困難な場合どうするのかという質問をよく受けますが、その時点でIOCなどと相談していく」と答えた。

 一方、日本プロ野球機構(NPB)とJリーグが入場者制限の緩和を目指していることには「これ以上、勇気づけられる話はない」と言い、今後はコロナ対策の知見を情報共有し、有意義に活用する方針も示唆。また、開催中のテニス全米オープン(ニューヨーク)をはじめ各競技団体などが運営する国際大会を参考に、五輪開催へ向けて得られるものは何でも吸収していく。